
ギターの弦っていろいろあって、どれを選んだらいいか迷っちゃう…

そうだね、実は弦って“音”にも“弾き心地”にも大きく関わってくるんだよ

え!そんなに変わるの?

うん!知っていると知らないのでは、大きく差がつくから、
今日はギター弦の種類や選び方について、わかりやすく解説していくよ!
ギター弦の役割とは?|音や弾き心地に与える影響
ギターの「音」は、弦の振動から始まります。つまり、弦は音の出発点。どんな素材・太さ・加工がされた弦を使うかによって、音色や弾き心地が大きく変わります。
たとえば、同じギターでも「太めの弦」を張れば重厚な音に、「細めの弦」に変えれば軽やかで繊細な音に。手の力や指の感覚にも大きく影響するので、自分に合った弦選びが大切です。
弦の違いを知ることは、演奏の楽しさを広げる第一歩です!
ギター弦の種類と特徴|アコギ・エレキ別に解説
ギター弦には、実はさまざまな種類があります。
「見た目は似ているけど、何が違うの?」と疑問に思ったことはありませんか?
弦の素材や太さ、加工方法の違いによって、音の響きや弾き心地は大きく変化します。
また、アコースティックギター(アコギ)とエレキギターでは、使用する弦のタイプも異なります。
ここでは、アコギ用・エレキ用それぞれのギター弦について、その特徴や選び方のポイントをわかりやすく解説します。
あなたのプレイスタイルやレベルに合った弦を見つけるヒントになるはずです!
アコースティックギター(アコギ)用の弦
- 80/20ブロンズ弦:明るくクリアな音。ポップスやフォーク向き。
- フォスファーブロンズ弦:少し温かみのある音。ジャンルを問わず人気。
- コーティング弦:弦の表面に特殊加工が施されており、サビにくく長持ち。ただし少し値段は高め。
- 太さ(ゲージ):
- ライトゲージ:押さえやすく、初心者におすすめ。
- ミディアムゲージ:音量と迫力が欲しい人向け。
- カスタムライト:その中間。バランス型。
エレキギター用の弦
- ニッケル弦:柔らかくバランスのとれた音。最も一般的。
- ステンレス弦:耐久性が高く、明るくシャープな音。
- コバルト弦:磁力との相性が良く、パワフルなサウンドを実現。
- ゲージ(太さ):
- .009(スーパーライト):初心者や速弾きに最適。
- .010(レギュラー):バランスが良く、多くのプレイヤーに使われている。
- .011以上:ジャズやブルースなどで使われることも。
素材やゲージによって、音のキャラクターも弾き心地も大きく変わるので、目的に合わせて選びましょう。
ジャンルやレベルで選ぶ!弦の選び方のコツ
ギター弦を選ぶとき、「なんとなく人気のあるものを買ってみた」という方も多いのではないでしょうか?
でも実は、演奏ジャンルやプレイヤーのレベルに合わせて弦を選ぶことで、より快適に、そして理想のサウンドに近づけるんです。
ここでは、初心者におすすめの弦から、ジャンル別・プレイスタイル別の選び方まで、弦選びのコツをわかりやすくご紹介します。
あなたにぴったりの弦を見つけて、もっと楽しくギターを弾きましょう!
初心者には「細め&コーティング弦」がおすすめ
- 指の負担が少ないライトゲージ
- メンテナンスが楽なコーティング弦
ジャンル別に選ぶなら?
- ロックやポップス:エレキならニッケル製の.009〜.010
- アコースティック弾き語り:フォスファーブロンズのライトゲージ
- ジャズやブルース:太めのゲージで深みのある音を
その他のポイント
- 手汗が多い人:コーティング弦でサビ対策
- 音にこだわりたい人:素材やブランドに注目
- 頻繁に弾く人:耐久性とコストのバランスを意識
🔰 迷ったら「ライトゲージ+コーティング弦」から始めるのがおすすめ!
おすすめギター弦ベスト3|初心者にも人気の定番モデルを紹介
「たくさん種類があって、どの弦を選べばいいのかわからない…」という方も多いのではないでしょうか?
ここでは、市販されているギター弦の中から、初心者にも扱いやすく、人気の高い定番モデルをアコースティックギター用・エレキギター用に分けてご紹介します。
まずは実績のある弦を使ってみることで、音の違いや自分の好みに気づくきっかけにもなりますよ!
アコギ用ベスト3
- Elixir Phosphor Bronze Light
長持ち&クリアな音。初心者〜中級者に人気! - D’Addario EJ16 Phosphor Bronze
ナチュラルな音でオールジャンル対応。 - Martin MA540
弾き語りに合う柔らかい音色が魅力。
エレキ用ベスト3
- Ernie Ball Super Slinky(.009)
初心者に定番!柔らかくて弾きやすい。 - D’Addario EXL110(.010)
バランスが良く、幅広いジャンルに対応。 - Elixir Nanoweb Nickel Plated Steel
コーティングで長持ち&プロも愛用。
ギター弦の交換時期とメンテナンス方法
せっかく自分に合ったギター弦を見つけても、正しいタイミングで交換できていなかったり、お手入れが不十分だと、音や演奏性に悪影響が出てしまいます。
ここでは、ギター弦の交換時期の目安や、弦を長持ちさせるメンテナンス方法についてわかりやすく解説します。
日々のちょっとした習慣が、音のクオリティを保つコツですよ!
交換の目安は?
- 毎日弾く人:約1〜2ヶ月に1回
- 週に数回の人:2〜3ヶ月に1回
- たまに弾く人:錆びていたらすぐ交換!
劣化の劣化のサイン
弦が黒ずんでいたりサビている:
目に見える変化は最も分かりやすいサイン。特に手汗をかきやすい人は、弦が早く酸化してしまうことがあります。少しでもサビや変色が見えたら、早めの交換をおすすめします。
チューニングが安定しない:
弦が古くなると伸びやすくなり、チューニングしてもすぐにズレてしまいます。頻繁に調整が必要になるようなら、交換のサインです。
音がこもる・鳴りが悪い:
弦の表面に皮脂やホコリがたまると、音の響きが鈍くなります。「なんだか響きが弱くなった」と感じたら、弦の寿命が近いかもしれません。
弦を長持ちさせるには?
コーティング弦を使う:
少し値段は上がりますが、表面に保護膜が施されたコーティング弦は、サビや汚れに強く、通常の弦よりも寿命が長いです。忙しくて頻繁に交換できない人にもおすすめです。
演奏後はクロスで弦を拭く:
演奏のあとは、弦に汗や皮脂が残っています。乾いたクロスや専用の弦クリーナーで軽く拭くだけで、サビの発生を大きく防げます。1分の手間で寿命がグッと伸びますよ。
湿気の少ない場所で保管:
湿気は弦の大敵です。ギターを保管する際は、ケースの中に乾燥剤を入れたり、直射日光を避けた風通しのよい場所に置くようにしましょう。特に梅雨時期は要注意です。
指の油分を減らすため、手を洗ってから弾く:
手に付着した油や汚れが弦に移ると、酸化やベタつきの原因になります。弾く前に手を洗うだけで、弦だけでなく指板の寿命も延びます。
まとめ
ギター弦の違いを知ると、音や弾き心地がガラッと変わることがわかります。初心者のうちは、「何を選んでいいかわからない」と迷いがちですが、まずは“細め&コーティング弦”で始めるのが安心です。
演奏スタイルやジャンルに合わせて弦を変えることで、表現の幅もどんどん広がりますよ!
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