カラオケは、楽しみながら
歌の練習ができて、
手軽にできる「歌唱力アップ方法」
のひとつですよね！
男女問わず、適切な練習曲や
アプローチを選ぶことで、
効果的に声の質を
向上させることができます。
しかし、本格的に
ボーカルの実力を鍛えるなら、
カラオケだけで完璧な練習が
できるわけではありません。
特にピッチやリズム感を
鍛えるには、工夫が必要です。
この記事では、
カラオケを練習に活用する際の
注意点やおすすめ曲、
効率的な練習方法をご紹介します。
楽しみながら
歌唱力をアップさせたい方、
独学での限界を感じている方に
役立つ内容をお届けします！
カラオケでボーカル練習をする場合の【注意点】
カラオケで楽しく歌いながら
練習としての効果も得るために、
意識した方がよいポイントを
ご紹介します！
エコー（リバーブ）を強くかけすぎない
特にカラオケでは、
エコー（リバーブ）が強めに
かかっていると、気分よく歌えます。
エコーは声を美しく響かせます。
しかし、その一方で
実際の歌唱力以上に「歌えている」と、
錯覚しやすい面があります。
そのため、歌の練習をしたいなら
エコーを控えめに
設定するのが、おすすめです。
録音してピッチやリズムをチェックする
カラオケ音源は、
歌いやすくするためにも
伴奏がわかりやすく、強調されて
アレンジされています。
伴奏が鳴り響く中で、さらに
他の部屋からの音が聞こえてきて、
音が混ざる場合もあります。
すると、微妙な音程やリズムのズレを
意識しづらくなります。
カラオケの録音機能や
スマートフォンなどを活用して、
自分の歌声を後から聞いて
チェックする習慣をつけましょう。
キーを調節して無理な負担を避ける
原曲キーが自分の声に合わないまま
無理に歌い続けると、
喉を痛めることがあります。
カラオケなら、キー調整機能で
簡単にキーを変更できますよね。
自分に合う高さに変更して、
無理な負担をかけずに歌いましょう。
ボーカル練習曲の選び方
効果的なボーカル練習には、
適切な「曲選び」が欠かせません。
声に合わない曲を無理に歌うと、
練習効果が低下したり、
喉に負担をかけてしまいます。
練習曲は、自分の声域や目的に
合ったものを選ぶことが重要です。
また、キーや曲の難易度を踏まえて、
ステップアップしやすい曲を選びましょう。
音域の広がりで曲を選ぶ
初心者
音域が狭く、メロディーがシンプルで、音程を取りやすい曲を選びましょう。
例）
・スピッツ – チェリー
・いきものがかり – YELL
・Official髭男dism – 115万キロのフィルム
中級者
音域に広がりがあり、抑揚が大きい曲を選ぶと、表現力や音程の安定感が鍛えられます。
音の跳躍（低音から高音への移動）がある曲で、スキルを磨くのもおすすめです。
例）
・米津玄師 – Lemon
・中島美嘉 – 雪の華
・コブクロ – 桜
上級者
高音域やファルセットを含む曲に挑戦することで、発声や表現力の幅を広げられます。
また、強弱を含めた音楽的、感情的に豊かな表現を意識しながら歌うことで、完成度を高めましょう。
例）
・MISIA – Everything
・宇多田ヒカル – First Love
・小田和正 – 言葉にできない
おすすめのボーカル練習曲ガイド（キー明記あり）
ボーカル練習で最も重要なのは、
声域やスキルに合った曲選びです。
適切な練習曲を選んで、
原曲キーだけではなく
カラオケのキー調整機能で、
無理なく練習を進めましょう。
ここからは、初心者から上級者まで
おすすめのボーカル練習曲を、
キー調整の目安を含めてご紹介します！
初心者におすすめの練習曲
スピッツ – チェリー
原曲キー：E
比較的音域が狭く、柔らかいメロディーが特徴。歌いやすく、発声を安定させる練習に最適です。
推奨キー調整: 男女ともに+2～+4で調整すると歌いやすい。
いきものがかり – YELL
原曲キー：G
ゆったりしたテンポで音程が取りやすく、リズム感も鍛えやすい一曲です。
推奨キー調整: 女性は原曲キーでOK、男性は-3～-5推奨。
Official髭男dism – 115万キロのフィルム
原曲キー：C
声を丁寧にコントロールする練習に適した曲です。
推奨キー調整: 男性は原曲キー、女性は+3～+5で歌いやすく調整可能。
back number – 高嶺の花子さん
原曲キー：A
比較的音域が狭く、メロディーラインも安定しています。初心者にぴったりの練習曲のひとつです。
推奨キー調整: 男性は原曲キー、女性は+4～+5が適切。
一青窈 – ハナミズキ
原曲キー：E
ゆっくりとした曲調で、声の響きを意識する練習に最適です。
推奨キー調整: 女性は原曲キー、男性は-3～-4で調整して練習するのがおすすめ。
あいみょん – マリーゴールド
原曲キー：F
柔らかなメロディーとテンポが特徴で、発声や音程の練習に向いています。
推奨キー調整: 女性は原曲キー、男性は-4～-5推奨。
DREAMS COME TRUE – 未来予想図II
原曲キー：C
穏やかなメロディーで、抑揚を意識した基礎的な練習に最適なバラード曲です。
推奨キー調整: 女性は原曲キー、男性は-4～-5で歌いやすく。
中級者におすすめの練習曲
米津玄師 – Lemon
原曲キー：B
抑揚が大きく、音程や感情表現を磨くのに最適な曲のひとつです。
Aメロからサビまでで、音域の広がりを体感できます。
推奨キー調整: 男性は原曲キー、女性は+5～+7がおすすめ。
中島美嘉 – 雪の華
原曲キー：D
ゆったりとしたテンポの中で高音を響かせる練習が可能です。サビ部分の表現力を意識しましょう。
推奨キー調整: 女性はそのまま、男性は-4～-5で歌いやすく調整可能。
コブクロ – 桜
原曲キー：D
音域が広く、低音から高音までスムーズに歌う練習にぴったり。ハーモニーの意識も鍛えられます。
推奨キー調整: 男性は原曲キー、女性は+4～+5がおすすめ。
DREAMS COME TRUE – 決戦は金曜日
原曲キー：F#
リズム感と歌唱の抑揚が求められる曲。テンポの速い曲に挑戦するのに適しています。
推奨キー調整: 女性はそのまま、男性は-4～-5推奨。
あいみょん – 愛を伝えたいだとか
原曲キー：F
音域に大きな広がりはないものの、リズムの取り方や表現力を鍛えられる曲です。
推奨キー調整: 女性は原曲キー、男性は-4～-5が最適。
EXILE – Ti Amo
原曲キー：A
Aメロの低音からサビの高音への音域の移動が特徴的。滑らかに歌い上げる練習ができます。
推奨キー調整: 男性はそのまま、女性は+5～+6推奨。
スキマスイッチ – 奏（かなで）
原曲キー：D
繊細な感情表現を求められる曲で、発声の安定感と抑揚の練習に最適です。
推奨キー調整: 男性は原曲キー、女性は+4～+5で歌いやすく調整可能。
上級者におすすめの練習曲
MISIA – Everything
原曲キー：G
高音域とロングトーンが特徴で、安定感と声量を鍛えるのに最適。
サビの力強さが求められる一曲です。
推奨キー調整: 女性はそのまま、男性は-4～-6で調整可能。
宇多田ヒカル – First Love
原曲キー：B
繊細な低音と力強い高音をバランスよく表現する必要がある難曲です。
歌詞の感情を込めた表現力が求められます。
推奨キー調整: 女性はそのまま、男性は-5～-6で調整可能。
小田和正 – 言葉にできない
原曲キー：C
美しい高音域を丁寧に響かせることが求められる曲です。
発声の安定性と感情表現の練習に適しています。
推奨キー調整: 男性は原曲キー、女性は+5～+6で歌いやすく調整可能。
平原綾香 – Jupiter
原曲キー：F
声量と表現力が問われる壮大な楽曲で、高音域を伸ばす練習に最適です。
推奨キー調整: 女性は原曲キー、男性は-4～-5推奨。
サザンオールスターズ – 真夏の果実
原曲キー：C
感情を込めて歌う練習に最適で、歌詞の深みを表現するスキルが問われます。
推奨キー調整: 男性はそのまま、女性は+4～+5で調整可能。
Celine Dion – My Heart Will Go On
原曲キー：E
声量と感情表現を最大限に引き出す曲で、長いフレーズをコントロールする力が必要です。
推奨キー調整: 女性はそのまま、男性は-4～-5推奨。
スキマスイッチ – ボクノート
原曲キー：D
表現力が重要で、Aメロとサビの強弱を明確にすることで完成度が高まります。
推奨キー調整: 男性は原曲キー、女性は+4～+5で調整可能。
まとめ
ボーカル練習では、
適切な練習曲を選ぶことが
大切です。
初心者は、音域が狭めで、
テンポが安定した曲を選ぶことで
発声や音程の基礎を
鍛えることができます。
中級者は、音域の広がりや
抑揚を意識した曲に挑戦すると、
より高い表現力を身につけられます。
上級者は、高音域や
ロングトーンのコントロールが
求められる難曲を練習することで、
声量や感情表現を
極限まで高めることができます。
また、無理をせずキーを調整すると、
自分の声に合った練習ができます。
録音を活用して、自分の歌声を
客観的に分析したり、
必要に応じて
プロのレッスンを取り入れると、
さらに効果的に
スキルを伸ばすことができます。
適切な練習曲を活用して
地道に努力を続けていけば、
あなたの歌声はきっと
理想に近づいていくでしょう！
楽しむ気持ちを忘れずに、
新しい可能性をどんどん
広げてくださいね。